あなたの会社やお店では、価格表示は税抜き表示をしていますか、あるいは税込み表示をしていますか。
消費者を相手とする事業の場合、価格表示は原則として税込み表示(いわゆる総額表示)とすることが求められています。
現在は、消費税率の引き上げの過程(5%→8%→10%)にあることから、特例的に税抜き表示によることも認められています。この特例措置は、2021(令和3)年3月31日までと、10%への増税から一年半とされています。
既に税込み表示をしている場合や準備を済ませている場合は問題ないですが、対応準備が進んでいない場合は、増税への対応に価格表示方式の見直しも含めて検討しましょう。

2021(令和3)年3月31日まで:どちらの表示も可

税抜き表示 商品価格9,800円+消費税の表示は可、税込み表示(総額表示) 商品価格10,780円(本体9,800円+消費税980円)の表示は可

2021(令和3)年4月1日以降:税抜き表示:不可、税込み表示(のみ):可

税抜き表示 商品価格9,800円+消費税の表示は不可、税込み表示(総額表示) 商品価格10,780円(本体9,800円+消費税980円)の表示は可